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その時…私は
(実録白い稲妻奮戦記)
by 白い稲妻

 (今回は「白い稲妻」さんからの投稿です。よく読んで考えましょう。)


これは、実際にあった出来事です。

職場で家庭で地域で出先で
もし、あなたの目の前で人が倒れてしまったら…
あなたならどおします?

私は4年ほど前に地元消防署の
【応急手当講習・普通救命講習会】で講習を受けました。
救急車がくるまでの「空白の時間」は
「生命をつなぐ大切な時間」でもあります。
119番をして救急車が来るまでの間に誰でも出来る応急手当をすれば、
助かる確率、後遺症にならない確率が高くなります。

この講習が初めて役に立った(?)と感じたのが、
ひすあきさんが「火曜日のHPに救急講座をUPしたいねんけど…どおや?」
って言われたんが最初かな。
私は「いいですねぇしましょしましょ!」
とは言ったものの…私は講習で貰った資料をお見せしたぐらいで、
実際は、ひすあきさん・noriさんが頑張ってUPしてくれました。(感謝感謝)
この頃ぐらいから普通救命受講者として日々意識するようになった。

冬なのに少し寒いぐらいで良く晴れた朝。
ひすあきさんが名付けた【イナズマツアー】当日の朝の出来事。

前日までに準備も整備もしてなかったんで、
朝早く起きてガレージで準備と整備を済ました。
出発には少し早いが、今回は私が幹事なんで早めに「イナズマ出る!」

ガレージを出て100mちょっとのトコで出くわした…
歩道を歩いてた女の子がぁ!
白「えぇっあぁ〜危ない!おいおいおい…」

私の視界に入った光景は、
50mぐらい先からこっちに向かって歩いてた女性が突然!
歩道で倒れ込んだ。何かに躓いたでもなく、足が絡まったでもなく、
何か物が倒れるような倒れ方だった。

DAXを運転してた私はスピードを落とし、
4、5m離れた安全な場所にDAXを停め、
女性に近づいた。
ここまでの間、女性はピクリとも動かず倒れたまま。

さあどおする?(自分自身に問う)

むむむっ・・・

@もむ
Aさする
B嗅ぐ
C覗く
?(・∀・)?



正解は、ABCD
Aさするって言うか、揺すってみた。
B嗅ぐ、血の匂いや異臭とか。
C覗く、顔色を見やんとね。
Dイナツーは何とかなるからほっとこ!

おっと!
まず容態を確認しなければ。
呼吸、脈、意識の有無、倒れた時に出来た外傷の有無。
意識が無く、呼吸が乱れてる(若干弱い)、熱は平熱ぐらい、顔面蒼白、20代前半女性。
う〜ん…インフルエンザ?生理痛?持病?
声をかけながら身体を揺すったり、ホッペタを叩いてみたが意識が戻らない。

このままではイカン!119番しよっ。
と、したが…

そこには女性の携帯電話があった!!!
「そや!家族に連絡とろう!」
女性は、駅に向かう通勤途中に倒れたはずや。
だから家も近所やろ。なんとなくだが…家族と同居してる雰囲気やし。
早速、着発信履歴をチェック。(変にメカに強い得意技か?)
すぐに自宅の電話がわってリダイアル。

家族に電話で説明中に通りすがりの男性が声かけてくれた。
やっと助け舟が現れた!ホッとひと安心。 
実は、のちにこの男性の正体が…

お助けマンの男性が「119には電話した?」
白「まだです。電話お願いします。」
私は家族に電話しながらその男性の119番への電話の会話が、
なんだか慣れてるみたいで、頼りになるなぁって感じました。

その男性も私と同じように、
呼吸、脈、意識の有無、倒れた時に出来た外傷の有無を調べはった。

そうこうしてると、母親がチャリで来はった。

母「すんませ〜ん、この子…
過呼吸症候群なんですわ!」

白「ああ!なるほど」
過呼吸症候群の症状を知ってた私は、倒れた原因がわかったんで一安心。
ほんでも…どお処置してええのか?わからへん。

すぐさま母親がとった処置には、ビックリした!


そうです。あれをナニしてました。
密着させずにね。

母親が持参してきた物は、小さな
コンビニ袋
そのビニール袋を、口元に密着せずに少し離して、
吐いた息をまた呼吸させる。
血中の酸素が多いので、二酸化炭素を多く吸い込ませるのです。

母「いつもコレで処置してますけど…」
それでも娘さんは、意識が戻らん。
そうしてると救急車のサイレンが聞こえてきた。

救急車が到着してかかりつけの病院に搬送してもらい一件落着。

結果的に、先に身内に連絡してたまたま母親が救急車より先に到着し、
過呼吸症候群だとわかって救急車で搬送でき良かった。

それと、お助けマンの正体は…救急隊員でした!ほんま心強かった。

それからイナズマツアーの集合場所に出発しようとして…


♪わたし白〜い稲妻です 通りすがりに倒れた女性を助けました
 救急車が到着して 搬送し安心して周りを見たら
 近所の人が救急車のサイレンで 玄関前に出てきてヒソヒソ
 って、してるじゃな〜い♪
 
でも…事故じゃないんでパトカーは来ませんから残念!

イナズマツアーに出発斬り〜ぃ!

拙者、女性しか助けない主義ですから…切腹!
(ほんまは12月下旬までにしたかったネタ)

その後、彼女はいつもの通りの生活をしてるみたいで、
たまに出勤途中の姿を店から見かけます。元気そうです。

その翌日、過呼吸症候群について調べました。
高齢の人や若い女性に発症しやすいそうです。
プレッシャーによってなったりするそうで、
過呼吸症候群を意識するだけでも過呼吸してしまうみたい。
だからその後、私は元気になった彼女に声けけずにそっと見守ってます。
倒れて救急車に運ばれた事を思い出さないようにね。

【応急手当講習・普通救命講習会】
受けた事ない人は、是非受けて下さい。
何時、何処で、何が起こるか?
いざという時のために。

実録!稲妻は見た行動した!おわり


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