いろいろな話53
キャブ・キャロウエイをご存知か?


今回は少し毛色を変えて音楽の紹介です。

トップのところの「ひす!はコレが好き」にある「キャブ・キャロウエイ」ですが…
何人の方がご存知でしょうか?
実は結構有名なミュージシャンなんですがね♪
いくつかの映画にも出演しています。
(「ブルース・ブラザース」では、ブルースたちが出てくるまでのつなぎとして
ステージに上がるおじいいさんを演じています。)

私が初めて知ったのは、その昔見ていたテレビの漫画「ベティ・ブープ」での一場面。
白雪姫の話の中で挿入される不思議な曲♪
どのように表現したらいいんだろ?
う〜ん…、まあ、こどもが聞いたら泣き出すな…そう思いました。
もちろん曲名はおろかミュージシャン名も分かりません。
そんなあるときひょんなことから、筒井康隆が主催する「ベティ・ブープ映画上映会」に行くこととなりました。
これは、夜の9時ごろから翌朝の6時までぶっ通しで上映するイベントでした!
(1話あたり平均10分程度の映画を連続で上映、要所要所で筒井康隆が解説してくれました。)
ご存知の方も多いと思いますが、私は夜が弱い!
案の定2時を回ったあたりでもうウトウト…
(;゚〇゚)ハッ
 ((>< )( ><))ブンブン
足を、顔を手で叩きながら頑張っていると…
筒井康隆が壇上で説明を始めます。
「次は大作ベティの白雪姫です」
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
なおも筒井センセは続けます…
「この当時は歌とのカップリングで映画製作をすることが多く、
ちょうどアニメ版オペラのような感じで仕上がってますね。
サッチモ(ルイ・アームストロング)なんかも当時はこのような形で売り出していたんですよ。
今回の作品ではキャブ・キャロウエイですね。」
(そうか!そんな名前だったのか!)
映画館で聴いた、迫力ある演奏に私はイチコロでした!

その後は名前を忘れぬように、何度も口にしながら家路につきました。
次の休みから、彼のレコードを探しだしたのですがこれがない!
しかも名前を微妙に間違い「キャル・キャロル」と言い間違い!
どこに行ってもそんなミュージシャンはいないから、どの店の人も
「?」と首を傾げます。

そこで私は最後の手段に出ました!
キタの老舗のレコード店に行き、そこで一番詳しそうな人の前で…
歌いました!
効果はバツグン!すぐに、「ああ!キャブ・キャロウエイね!」と!
こうして念願のレコードを手に入れました。

人間がんばれば、何とかなるもんですね〜

「え?」肝心の音楽は?ってぇ〜?
文章では伝わらないから、うちに聴きにおいでよ!


おまけ

サッチモが出ている映画も見ましたが。
コレが凄い!
ベティたちが人食い土人たちから逃げるラストシーンで背景に満月があり、
そこで音楽が始まるといきなりお月さんがサッチモの顔(実写)に変身!
あとは、笑いながら歌うサッチモから逃げるベティたちで終わります。
天下のサッチモをつかまえて人食い土人とは…
1940年代頃の作品だから、今では考えられないほどの有色人種差別があったのね。
だから、あれほどの偉大なジャズマンもそのような中で生きていくには、
仕事を選んでなんていられなかったんでしょうね。
(しかし、だからといって今の黒人問題はいきすぎだと思うぞ!!
「じゃんぐる黒べえ」や「ちびくろサンボ」を返せ!)


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