いろいろな話3

私の友達のすごい奴

これは私の高校時代の友達の話です。
なかなかいい奴で今でも付き合いがあります。

彼は高校卒業後某大学の獣医学科へ進みました。
いい奴なんですけど酒ぐせが悪くてね、
いや別に他人に危害は加えないんですけど、まあ、すごい!
(モチロン当時は若かったし、酒の飲み方も知らなかったから無理もないんですが…)

たとえば、私らは山岳部だったので山の中で飲むことが多かったんですよ、
当時彼は大学でボクシング部に入りもうすぐ試合というナーバスな時期!
(結局近畿大会3位になるんですよ!)
いつものように酔っ払って荒れてきました。
「俺はなあ〜、やらなあかんのや!」
(おいおい、いきなりなんやねん!)
「やるんや!やらなやられるんや〜!」
彼は立ち上がり、いきなりシャドウを始めます…
「分かりますか?○藤さん!」
先輩にむかって熱く、ボクシングを語り始めます!
最初は聞いていた先輩も…
「うるさいんじゃ!おまえ!しゃべんな!」
と彼の暑苦しい話にウンザリ!
しかし、彼は相変わらずシャドウと演説を…
そこで、私と先輩で彼を木に縛り付けました。
「うお〜!うお〜!俺は負けたらアカンねや〜!」
叫びつづける、彼の足と両腕をザイルでしっかり縛り付け再び飲みなおしました。
その後も雄たけびが続きましたが、やがて静かに…
「大丈夫ですか?なんかフラフラやったから倒れてしまってるんちゃいますか?」
後輩や同期のものが心配して、言ってきたので見に行くと。
なんと、彼は冷静にザイルをほどこうとしていました!
で、私たちの姿を確認すると再び…
「うお〜!」って、お前オンステージか!
すぐさま駆け寄り、再びきつく縛ってやりました。

翌朝気が付いた彼の第一声は、
「なんでくくられてるんや?」
その後彼は、二日酔いで家に帰ったものの、家に入る前に力尽き車の中で寝てしまいました。
しばらくして、彼は話し声で目を覚ましました。
ぼんやりした頭でその言葉を確認すると、近所の人たちの話し声でした。
その内容とは…
「○井さんとこの息子さん死んでる…」
だって!

(これは実話だよ!まだまだ続きもあるんだよ!)

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