いろいろな話241

 


魂の色


実は、らんが逝く少し前。

私は、あのこの顔を抱え込み見つめながら、今更のようにこう思いました。

「ああ、このこの髪は金色でまるで太陽のフレアのようだ!」

おかしなことに、半年近くそばにいてそのときまで気づいていなかったんですよね。

そのあとはしばらく、そっとその髪をなで、指先でそわせるように伝い、

そして、らんに、「きれいなぁ、らんちゃんきれいなぁ〜」と声をかけていました。

らんは目を閉じずに、じっとこちらを見据え、大きくゆっくり呼吸していました。



やがて、らんの最後の瞬間。

大きく左右に顔を振ってゆっくり落ちた瞬間の事。

先ほどのイメージからでしょうか、

私には、らんのどこかから金色の密な粒が一気にですがゆっくりと出て、

それが霧のように広がって、そして、金色に輝いて。

そういうものを見た気がしました。

だから、その後奥さんが「らんがいなくなった!」と泣いた時。

実は割と本気で、

「いや、ここいらへん(私の胸の高さあたり)にまだおるで。」

と言ったのです。

普段は、魂も、転生も、否定し認めていない私ですが、

その時は本当に金色の細かな粒子を周囲に感じていたのです。



後に奥さんにその話をすると、

「そういう風に見える人がおるんやで。」

とのこと。

へ〜、でも信じぃひんな、そういう言葉は。と言うがはやいか、

「ほんまにこの頑固者は!らんちゃんが頑張って見せてくれたのに!」

(=^^=)ゞ



詳しく聞くと、魂にはそれぞれの色があり、金色は最も上位の色なんだそうで…

でもそういうの嫌やな、色に上下をつけたりすること自体好かん!

どうせ、黒や灰色は悪者扱いやろ〜。とか何とかいうと、

「ほんまにこの男は〜!せっかくランちゃんが…(以下略)」

(=^^=)ゞ


でもまあ、らんは確かに金色だったし、それが上位の色というのも、あのこならば納得だ♪


で、私は奥さんにこう言いました。

「おれの魂の色は赤がいい!赤が一番好きやもん!」

すると奥さんが…

「うん、きっとそうやわ。」

「え!?そうなん?!やった!でもなんで?」

「赤い魂は攻撃的な魂らしいから…」

「…」


(=^^=)



次へ




トップへ