いろいろな話257

 

愉快な友達(自衛隊レーダー破壊容疑事件 

 
私の周りには、結構愉快な友達があふれております。


だから、こういうのは普通にあるだろうというようなエピソードでも、

ほかの人に話すとすごく面白がって。

「またまた、話を作ってぇ〜♪」

なんて信じてもらえないこともしばしば。


そこで、うそではない本当にあったさまざまなお話をシリーズでお送りいたします。


まずは、友人のT君にまつわる実話です。


彼とは小学校中学校高校と全て同じ学校でした。

特に高校に入ってからは同じクラブ(山岳部)だったこともあり、よく一緒に遊んでもらいました。

大学に進んだ彼は、獣医師の免許を取得し、今では某最先端科学の研究員様であります。

そんな彼の引き起こした事件を少し…

【自衛隊レーダー破壊容疑事件】

その日はちょうど中学校の創立記念日で私たちは休みなので遊んでいました。

しかし、小さなときより自然科学が大好きだった彼は、

一人で電車に乗って隣の市の自衛隊駐屯地に行っていました。

というのも、そこはここいらでは珍しく手付かずの自然が残っており、

中でも面白い食虫植物が自生していたのです。

彼はその植物を採取しに一人電車で出かけたというわけ。

持ち物は、土を掘り起こすスコップと固い土用にドライバー。


現地に着いた彼は、駐屯地の演習地内をぶらぶらさまよっていました。

演習地とは言っても、当時は普段は特に立ち入りを制限されることもなく、

近所の方々もブラブラ散歩とかに訪れる場所だったのです。
(私はよくワカサギ釣りに出かけました。)

しかしそうは言ってもそこは駐屯場。

いきなり自衛官と出くわす場合もあるのです。

そしてそういう場所は重要な施設のそば。


たとえば、そうレーダーとか…


さて、T少年は目当ての食虫植物を求めブラブラさまよっているうちに、茂みの中の細い道に入り込んでおりました。

そしてその先を見ると少し開けた場所があり、そこには…

(・∀・)「二名の自衛官の姿が!」

そう、そこはちょうどレーダーへ通じる小道だったのです。

以降は自衛官とT君のやり取り。

「こんなところで君はいったい何をしているのかなね?」


「え?あ!う?!食虫植…」

「今日は平日なのにいったい君は何をしているんだ?」

「え?あ?お!創立記念…」

「あ〜、本部本部、こちらレーダー、ただいま不審な少年を発見、確保!」

「あ?!え?あお!」

「やや、この少年ドライバーを所持しております!」

「正直に言いたまえ!このドライバーで何をする気だったんだ?!」

「もしやレーダーを破壊しに?!」

「くぁwせdrftgyふじこlp;@:!」

「こちらレーダー、本部に少年を連行します!」


かくてT少年は、自衛隊の詰め所まで連れてゆかれそこで色々質問されたそうです。

もちろん彼の無実は証明されたものの、学校への照会の電話や、家への連絡。

彼はその後すごくしかられたといっていました。


私は大笑いでこの話を聞いていたわけですが、よく考えたら特に悪いことをしていないよね?
(まあ確かに、一人で学校区外に出たのは出たけど…)

第一、
中学生のドライバー一本で破壊できるレーダーってどんなんやねん!


案外、レーダーの監視が暇で半ば冗談で遊ばれたんちゃうんかな〜♪

私は今でも自衛隊のレーダーの映像とかを見るたびに、この話を思い出し一人笑いそうになってしまうのですよ。

その後私もこのレーダーのそばを一人で通りましたが、一瞥されただけで特に何も言われませんでしたよ。


このT君シリーズは以降

【仙人入門&狼になるんだ事件】

【正座するミミズ&ボクサー&死体事件】

【北海道車ごとがけ転落事件】


と続く予定です。

「乞うご期待!」ヽ(^∀^)ノ




【追記】

上の文章を読んでくれた本人さんのご感想〜♪
(本人のみぞ知る秘密の話がここに!)

よく覚えてるな〜〜

そのとおりです。わしも衝撃的だったので、いまでもどんな格好してて、どんな状況で、というのをはっきりと覚えています。。。。

あの時、茂みから出たとき、いきなり捕まったのです。自衛官らしき者はトランシーバーを取り出し、どこかに連絡。

「・・・を確保しました。」

!?

その後、持っていたドライバーを何に使うつもりだったとか、

根堀(専用のスコップで、ぱっと見は巨大なナイフに見える)を取り出して武器か?なんて聞くし。。。

ポケットのいっぱいついた紺のハーフジャンバーを着てたんで、

上から触られて、大事なところまで・・・(まだだれにも許してないのに)。


その後、軍用バイクに乗せられてパトとポリのいるところまで連行された。

「ぼくはただ食虫植物を・・・」

「じゃ、案内しろ!」

ということで、自生地までご案内。

途中でどこからかエロ本見つけてきて(当時はヤブによく捨ててあった)、

「これは君のか?」

あほ!知るか!

「じゃ、これは?」

片っ端から拾ってくるんじゃない! ぼけ!

と、いうことで、モウセンゴケ見せて、家と学校に電話されて、開放された。

ごめんくらい、言わんかい!! カス!!!

子供1人に3−4人かかってなにしてるんや! 暇人か! 税金返せ!



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