いろいろな話264

 

適正価格 

 

数年前のこの時期は牡蠣をよく食べました。

近所の店で新鮮な殻付のが1こ35円だったので、毎日たらふく食べておりました。

友人にも送ったりして、結構ええかげんに食べたりし幸せでした。

(・∀・)「牡蠣うめぇ〜♪」

でもそのお店がなくなってしまったので、それ以降はそういう価格では手に入りません。

今では1個120円くらいかな?(近所平均)

すると面白いもので、以前からその価格であったにもかかわらず

なんだかそれがすごく高くなったみたいな気がしてきたのです。

そうなるとめったに買わないし、たまに買っても以前のような馬鹿食いではなく、また大切に食べるようになりました。

いったん安い価格を味わってしまうと、本来の価格がやたら高く思えてしまうものですよね。

(100均に対する慣れも同じようなものですね。)、



さて、先日また中国の食材で問題が起きました。

そしてテレビでは口々に不安を漏らしています。

「食の安全が…」 

「管理体制が…」

そして一番多かったのが、

「この影響で食料品の価格の上昇が懸念されます。」

でもこういうのを聞いていてついついこう思ってしまいました。


(・∀・)「ええやん別に!」


だって考えれば、安さを追求してその価格になったわけだから、

きっとその価格は適正な価格をかなり下回っているはず。

となると、どこかにそのしわ寄せがあってしかるべきで、

それが手抜きや偽装、はては搾取になることも十分ありえること。
(じゃなきゃ、続けられるはずがない!)


反対に、その安い価格が適正だとするならば、

まじめに品質管理をし、適正な利潤を見込んだ商品価格は当然それを上回るので、

それは高い価格ということになってしまう。


これは少し考えればどちらが正しいかすぐに分かること。



確かに誰だって良い品物を安く手に入れたい気持ちはある。

無論私だってある。

色々な食材を、旬の時以外にも安い価格で手に入れることができればそれは嬉しい。

でもそれは一言で言うと「わがまま」

自分の望む安い価格で手に入らないのならば、それを手に入れるのを我慢するか、

それ相応の出費を覚悟するべきでしょう?

それが出来ずに、

「いやや欲しい!しかも安く手に入れたい!」

これはもうほんとうに、我慢することをしない自分勝手なわがまま。

そしてこのわがままが集団になると、会社を動かし、国を動かし、生活を変えてしまう。

そして、あるとき気がつけば…

相求める先を選ぼうにも、選択肢が何もなくなっているかもしれない。

無論、自分たちではもう何も作れない。

そんな困った状況に陥っていることも十分ありうる。

そうなると、「買ってやる!」どころか「売って下さい!」に立場は逆転してしまうだろう。

これは大変恐ろしいことだとは思いませんか?

だからこういうリスクを避けるために必要な費用を見込んだ価格も、

ある意味適正価格なんじゃないかな?


だから今回の事件で、実は私はこう思っております。

「価格が上昇しても、国内企業(農業)が活気付けばそのほうが良いな。」




それでも、やはり物価が上がるのはいやだという人は絶対いるでしょう。

「だって、生活苦しいのにこれ以上物の価格が上がるとどうなる!」

と。

でも本当にそうでしょうか?

そういう声をあげる人でも、実は自分たちの楽しみのためには結構なお金を使っているのをよく知っております。

ブランド物、農地限定野菜、電気機器、車、ゲーム、旅行、レジャーなどなど

だからごく一部の例外を除いて、

物価が適正化のため多少上昇しても、生活に困るなんてことはありえないはず。

(いやむしろ、国内景気が活気付き景気がよくなり楽になるかも?)



だからいつも思う。

「ほんま、わがままな人が多いし、それを甘やかす社会やなぁ…」

そういうわけで、最近よくプリプリしております。


安さで選んで基準以下の価格で手に入れたいのならば、その品質に関してえらそうな不満を言うな!

それは、自分自身の選択の結果なのだから、

いわば自己責任!

ええとこ取りのわがまま言うな!

おいしい話ばかり追いかけるな!



【追記】

近頃株価低迷がよく話題にのぼりますが、

私はあれも今回の話と一緒ではないかと思っております。

だって、株価って、「企業の業績」によって左右されるべきものだから、

元来右肩上がりのはずがないし、

ましてや、トレーダー(主に外国投資家)の動きによって値が高下するものではないはず。

株価が低水準ならば、それだけの企業活動しかないというだけのこと。

その低水準が「適正価格」!

現に、こういう低迷期でも業績を上げ株価を上げている企業はきちんと存在しています。

でも、一時期の株価高沸が頭から離れないで、その株価が基準だと勘違いしている限りは、

いつまでもこの状況を嘆き続けるしかないと思います。

そうそう、

ちなみに、私は株価をゲームのように捕らえて生業とするものたちを、

きちんとした仕事をしている人と捕らえていません。

そういうものたちは、バクチを生業としているものたちと同レベルであると思っております。

(ああ、また敵を作ってしもうたな…)


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