色々な怪獣


39 神様です…

今回のこの方を怪獣呼ばわりするとしかられそうですが…

ご存じ「大魔神」です。

今見てもこのデザインは素晴らしいですね〜♪
「強さ」「恐さ」をストレートに感じさせます。
なんといっても、この目つきが素晴らしいですよね、
この血走った目がぎょろっと動くシーンをスクリーンで見たらば、
その日一日は頭から離れませんよ!
この怒り顔になる前の、穏やかな武神像の時の顔との差が、
更にその印象を強烈にしているんでしょう。

さて、この大魔神。
「魔」はついても「神様」ですよね。
ですので子供のころ私は不思議でした。

「どうして神様が人間を殺すんだろう?」

確かに殺されているのは悪人なんですが、
その手下で仕方なく底にいる人たちも殺させれいます。
いや、そうでない普通の人たちも巻き添えを食らっています。

「神様なのにな・・・、ひどいな・・」

神様は人間を守ってくれるものなのに、
怒りに任せて暴れ狂うとは…

ガメラは分かりやすい子供の味方でした。
ウルトラマンは間違いなく地球の人間のためにがんばっていました。
なのに大魔神は…
そう言う思いもあり、実はイマイチ好きになれない作品でした。
(それでもそのセットの緻密さには、毎回口をあけて見惚れていました。)

後に成長した私はいろんな本を読み、そしてしだいに「神様」の概念も変わってゆきました。
今は以下のように考えています。
(ことわっておきますが、私は無神論者です。)

人間の能力をはるかに超えた存在が「神」であれば、
それは人間の都合などは基本的には考えない。
ただ、自分自身の意志に基づきその気分で動くのみ。
ゆえに、人間はその機嫌を損なわないようにまつり、
おべっかを使って取り入るしか方法はない。

このように考えた場合、「大魔神」ほどその概念にピッタリ当てはまる「神様」はいないのではないでしょうか?
(話のよく分かる、ドラゴンボールの神様など、腕のたつ近所のじいさんくらいにしか思えません。)
怒りに触れると恐ろしいから、
また抗う術があるはずもないから、
人々は神をあがめたのでしょう。

だとすると…

科学が発達する以前に怪獣たちが闊歩していたらば、
ゴメスが、ガメラが、ガマクジラが…
それぞれ神様として祭られていたのでしょうね!(゜▽゜)b
(実際バラゴンは「婆羅陀魏山神」としてまつられていましたね。)

そうなってれば、今活躍中の怪獣フィギアの作家さんたちはきっと…



!(゜▽゜)b「仏像彫刻家になってたね!」



次へ



トップヘ