懐かし探偵団 5 
牛乳箱

この古びた牛乳箱はもちろん最初はピカピカでした。
そのピカピカの牛乳箱が家の門にあるのはとてもカッコイイ、
一種のステイタスでした。。

これがあるということは牛乳が毎朝配達されているということ。
もちろん、もう小学校に入った頃から給食で牛乳は飲んでいました。
しかし、家庭ではいつも飲めるものではなく、必要な時に買いに行くものでした。
たまに買ってきて家で飲む牛乳は、明らかに給食のよりも美味しかったのを憶えています。
しかも、この箱の中にはただの牛乳だけではなく、もっとステキなものも入っていることがあるのです!
フルーツ牛乳!ヾ(〃∇〃)〃
コーヒー牛乳!ヾ(〃∇〃)〃
食べるヨーグルト!ヾ(〃∇〃)〃

これらは、当時牛乳屋さんでしか入手困難なものでした!
だから、それらが毎朝届くこの箱は、幼い私には「魔法の箱」でした!
それだけに、じいちゃん、ばあちゃんにねだって、やっとつけてもらったときの嬉しさは今でも憶えています。

しかし、そのうちスーパーの紙パック入りが出回り始めると、急激に使われなくなっていき、
多くは取り外されたり、鍵の隠し場所になったりしていきました。

最近また宅配人気が復活し新しいタイプの配達箱が出てきているようですが、
今のタイプは保冷のできるクーラータイプ。
そして、ふたには鍵穴付き。

この古びた牛乳箱はもちろん最初はピカピカでした。
もちろん鍵なんかついていません、
その頃は人のものを簡単に盗ったりは誰もしませんでした…



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