懐かし探偵団 7 
農耕三輪車

これが実際に走っているのを見かけたときにはビックリしました!
ミーティングの帰り道、私が先頭でみんなで並んで走ってました。
いきなり私が止まったものだからみなさん
「????」だった様子。
皆の目には、どう見えてたんでしょうか?
(ただの汚い農耕車?)

「未だに現役で働いているのかい?!」
正直そう思いました。
そのときは急いでいたので、後日撮影した写真を片手に近所で聞き込み、
やっと持ち主の方のおうちを探し当てました。
そこで詳しくお話を聞き写真も沢山撮らしていただきました。
オーナーは車の専門家でもなく、ただの普通のおじいさんでしたが、
簡単な修理やメンテはご自分でなさっておられます。
今はブレーキドラムにオイルがにじみ困っているとのこと。

帰りしなには、そのご主人の畑で取れた、ぶどうをいただきました。
(すいかとトマトも勧められましたが、ドリだったので…)

本当にごく希にこういう方に出会います。
一つのものを大事にしてずっと使い込んでいる。
もちろん愛着があるとか、使いやすいというのはありますが、
しかしお話を伺うとむしろ、道具として手に入れて、まだまだ使えるから使っている、
そして気がつけば、お互い古くなっていた。

このパターンが圧倒的に多いことに気がついた。

カッコイイですよね!?
正直で正しい「モノとの付き合い方」だと私は思います。
そのようにありたいな、いつもそう思いますが、
つい色気が出る、「あれは値打ちがあるぞ…、あれは新しくて使いよいぞ…、あれは…」

ただ残念なことに、大抵は後を継ぐ者はいない。
家族にとっては古い邪魔者。
コレクターはオリジナルな状態ではないモノには案外冷たい。
結局、持ち主とともに去っていく場合がほとんど。

寂しいね…




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